事例紹介 1

受注急減のため破産を勧められ困っています。

設立20年、従業員10名の会社です。
某会社経由で、公共事業(道路メンテナンス)を安定的に請け負ってきたが、某会社が違反のため2年間の受注差し止めになりました。
税理士からは、「これだけ受注が急減したら、融資してくれるところはありません。
土地・建物を売却し、破産するしかありません。」と言われ、困り果てています。

「つなぎ資金」を受けることができました!

当社がヒアリングしたところ、以下が判明しました。

  • 競合他社に真似できない固有技術を有しており、某会社の信頼も厚い。某会社が工場再建後には、従前以上の受注が見込める。
  • 現在の場所で事業を営み、設計・開発段階から某会社との頻繁なコミュニニケーションが技術力を発揮するための基盤となっている(工場を移転すると、この強みがダメージを受ける)。

そこで当社は以下の対応をとりました。

現在の業績悪化は一時的な状況であること、並びに、将来の業績回復が見込めることを根拠とともに説明する資料を作成しました。その資料を持って、社長と一緒に複数の金融機関に融資を依頼した結果、ある金融機関から「つなぎ資金」を受けることができました。現在は、業績も回復し、新たに従業員を2名雇うことができるようになりました。新規顧客の開拓も進めています。

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事例紹介 2

「もうだめだ!」資金繰りで困っています。

某所で長年商売を続けてきたが、昨今のデフレを背景とする価格競争で売上が減少、資金繰りが苦しくなってきました。
店舗兼自宅の建つ土地以外には資産もなく、銀行から借り入れもままなりません。
このままでは次の手形決済ができず、破産してしまいます。

売上も好調で、業績が持ち直しています!

当社がヒアリングしたところ、以下が判明しました。

  • 資産として利用できるものは、店舗兼自宅の建つ土地のみである。
  • たまたまお隣が資産家で、一般的にもお隣は土地を高く買ってくれる確率が高い。

そこで当社は以下の対応をとりました。

手形をスキップし、時間を稼ぎました。その間、資産家であるお隣と交渉し、土地を高値で購入してもらいました。更にそれをリースバックし、店舗・自宅とも無事。商売を継続しています。

最近は売上も好調で、業績が持ち直しています。リースバック設定に当たって手数料を極力低くすることで、負担を軽減しました。チャンスはどこにあるか分かりません。良心的対応で再生を可能にできるのです。社長は決して「もうだめだ」と考えないことが大事です。

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事例紹介 3

何とか、破産・倒産だけは防ぎたい、避けたい…

前の社長からバトンタッチした2代目の社長。
売上は安定的にあるため何とか経営出来るだろうと思っていました。
しかし、実際は債務超過であり、火の車(借金の返済や税金の支払いのために資金繰りが厳しい状況)でした。
そこで、税理士に相談しましたが、「破産・倒産させるしかありません。」と言われ、どうしたら良いかと悩んでいます。

少しずつ業績が回復し始めています!

当社がヒアリングしたところ、以下が判明しました。

  • 新商品の販売だけではなく、販売済みの商品のメンテナンスも行っているため、今後も安定的な売上が見込める。
  • 債務超過であり、支払い(買掛金の支払い、借入の元金及び利子の支払い、税金の支払い)が多額にある。
  • 2代目の社長が、「絶対に会社を潰さない・回復させる」と強い意志を持っている。

そこで当社は以下の対応をとりました。

  • 会社の再生計画及び返済計画を作成しました。
  • 再生計画を基に、銀行にリスケジュール(借入の条件変更)の申し入れの支援をしました。
  • 銀行からリスケジュールを拒否されたため、保証会社に相談をして第三者弁済(代位弁済)を行いました。また、一括返済では無く、分割返済にして貰えるように相談をしました。
  • 取引先に、支払いサイクルを延ばせないか相談をしました。
  • 色々な相談の結果、毎月の支払いの負担が減ったため、マーケティングなどの売上向上施策が行えるようになり、少しずつ業績が回復し始めています。
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